タイチー!

太極拳をやっています。地域の太極拳のクラブみたいなのに所属して、
毎週ゆらゆら運動しています。今月で2年目に突入。
2年目にしてやっと、昇級試験を受けてみたら、と先輩方に言われて、
来月実技試験を受けることになりました。


ここでいう先輩方とは、60〜70代の方を指します。
私が所属してるとこのクラブの会員は、平均年齢が70歳くらい。たぶん、私が最年少。
先輩方は70代とはいえども、そのしなやかで力強い動き、筋肉、足の上がりっぷりが見事。
ほんっとうに格好いい!毎度若輩者の私は脱帽したり、希望を持ったりします。
希望はというのは、何十年か続けていったらこんな風に格好いい70代になれるかも、という希望。


太極拳はゆらゆらしてるだけに見えるけど、ものっすごく汗をかくんですよ。
股関節とか骨盤、体の軸を意識して動くし、左右・前後への体重移動も気を張り巡らせて行うので、
とっても気力が要ります。
太極拳やってる最中は、ずーっと体と話をしてるような、そんな感じで集中しています。
すごく面白いし、体もずいぶん柔らかくなったし、体力がついて嬉しい。
太ももの前側がむきむきになってしまうのだけが難点です。


型の名前も好きなんです。雲をかき分けるみたいにして体と手を回す、雲手(ユンショウ)。
馬のたてがみを分ける動作、野馬分髪(イエマフェンゾン)。
その他にも、海に錨をおろす・琵琶を抱える・鶴が羽を広げる・機織り等々。
上手な人がやってるのをみると、型の名前どおりの物がイメージとして浮かんでくる。
かっこよくできればとてつもなくかっこいいんだけど。
私がやると、なんだか変ちくりん。まあ、ゆくゆくは…という感じです。


ものすごくかわいい太極拳の服って売ってなくて、
いかにもーって感じのつるつる素材の演武服しか見つからないのが残念。
私の太極拳の服をオーダーメイドで作ってくれるひとはいないだろうか、とよく思ってしまうのです。
その前にデザイン考えなくちゃね。(妄想するのも楽しい)


「小川さん、ちょっと“雲手”やってよ」と言ってくれたら、二つ返事。
いっしょにゆらゆら、やりましょう。


今日は太極拳の雑談でした。せばね。