豆太郎のつづき

(豆太郎ってなにさ、という方はこちらをどうぞ)
7月18日に蒔いてから、毎日水やりしていたら、
先日花っこが咲きました。
豆みたいにちっちゃかったから豆太郎と名付けたのに、
すごい勢いでおがって、今では私より大きくなりました。
冗談じゃなくて本当に。165センチ以上ありますよ。
まめの観察写真をつないで動画にしてみたので、よかったらごらんくださいな。
まめの記録画像

毎日水やりするたびにまめの話を家族にしていたら、
みんな次第に気になって、今では祖父と母も欠かさず観察するようになりました。
まめ、おがってらっけな、葉っぱの数、増えでらっけど…とかいう風に。

あと、最近まめのところには、よく蜂とか蟻が遊びに来ていて、
よじ登ったり蜜を吸っていくんです。雨の日には葉の陰に蜘蛛が隠れたりしてるのも見た。
私が植えたまめも他の生き物の役に立ってると思うと、とてもいい気持ちがします。
吉野弘さんの詩「生命は」を思いだしては世話をしている日々。






なんの植物だろうな、と眺めていたら、去年の秋のことを思い出した。
すうっと背が高くて白い花のなる植物がわんさか生えている畑を見たこと、
まるで雪みたいに素敵な花っこを、わざわざ車から降りて見に行ったこと。
それから、その花を見ると私を思い出す、と彼氏が言っていたこと。
まめの生長過程で、葉っぱが大きくなっても蕾が出ても、
何の植物なのかさっぱりわからなかったけれど、
記憶を辿れば・・・






ソバ。まめは、ソバの花!
ソバの花っこに派手さや華やかさはないけど、しゃんとしててすごく好きなのです。
あれから季節が3つ巡って私がころっと忘れた頃に、ソバの種の贈った彼氏。
なんてやつだ。花が咲く前も後も私はわくわくしていて、
丸ごと一ヶ月分の楽しみをプレゼントしてもらったのがほんとうに嬉しい。
彼氏と花っこが心底愛おしいなあ。
実がなったら、ソバを打ってふるまってあげようかしら。




さて
まめの観察記録はまだまだ続きます