春の歌
菜の花畠に入日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよふく空を見れば
夕月かかりて にほひ淡し
里わのほかげも森の色も
田中の小路をたどる人も
蛙のなくねも かねの音も
さながら霞める 朧月夜
*
おばんです。
春の歌のことを書こう、と思っていたら、
土屋さんが春の歌のことを書いてくれていた。
東京と秋田でシンクロナイズド春の歌。
すごいぞ。そして、うれしい。
上の、『おぼろ月夜』は大好きな春の歌。
夜にギターでこれを弾いてると、
家族の誰かがかならず口ずさむ。
旋律に加わってくるのは大抵、じさま。
戸の影からこそっと見てて、
戸の向こうから鼻歌が聞こえてくる。
はるかーぜ そよふーく、のところとかは、
高くて声が出ないんだけど、それもご愛敬。
歌詞もさることながら、旋律がとてもうつくしいので、
単音で演奏しても、情感たっぷり。
うちで眠っているリコーダーやハーモニカなど楽器をお持ちの方は、
春の旋律を奏でてみてはいかが。
きっと、素敵な春の夜になりますよ。
◎おまけ
みみどーれみそそらそ れーみーどれそみ
そそみーふぁそ.ど.ど.れ.ど そーらーみれれど
そそ.どー.ど.ど.れ.どらそ そみそーらみみれ
どれみーどみふぁそ.どら そーらーみれれど
(.が左側についているのは、1オクターヴ上の音。
シャープもフラットも付いてません)
月曜担当 小川でした。
せば、まんづ。