13年後に

雲が秋めいてきましたよ。空を観察してみましょう。
お天気お姉さん気取りの香夜です。


8月1日より前に勤務していた会社の新聞の電子版の購読を始めました。
購読者数確保のノルマが厳しいと元同僚が泣いておりました。

電子版と聞くとどんな形?と思われるでしょうが、縮小版とか版下をそのまま見ているのと同じ感じです。

その中の記事で
「時代超え2人の「かまち」詩作展」というのが目に入ってきたのです。

記事を読み進めていくと、山田かまちの詩に感動したお父さんが息子さんに嘉磨智(かまち)という名前をつけ、
その嘉磨智くんも詩を書いていて、山田かまちと作品のコラボレーション展をしているということ、その嘉磨智くんは13歳。


嘉磨智くんが生まれた13年前といえば、私が後輩と企画担当した「山田かまち展」を帯広と函館で開催した年。
もしかしたら、お父さんがその時の作品展を見にこられて、それが出会いだったのか、と想像したのです。


これが本当だったらと思うと、ちょっと身震いするほど感動してしまいます。


金にならん仕事ばっかりしているといわれ続け、
でも新聞社は金もうけじゃない仕事こそが大事なんだ。という思いと
葛藤しながら、スポンサーが集まらない状況に精神的に追い込まれながら
やっていた仕事でした。


それが、13年後のいま、こんな結果をもたらしている。
感動とともに「これが新聞社の仕事じゃねえの」と思ってしまう、
まだまだバブリーな考えが抜けない甘ちゃんな私なのでした。
(だからこそ、転職したんだけど)



では、また来週!