安全な場所

みなさんにまずお知らせが1つあります。
盛岡に生まれる新しい場所とそのオープニングイベントです。僕もお手伝いしています。

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盛岡市の内丸にある喫茶店cartaが
盛岡市愛宕山に新しいスペースtentをオープンします。
tent 初めての「宿泊」のご予約はミナ ペルホネンです。

「ミナペルホネンの travelshop 」
5月2日(日)3日(月)11:00〜17:00
さらに皆川明さんとトーク「つづきはつづく」も行われます。(トークの申し込みは4/26まで)
そしてさらに、tent初喫茶としてオリジナルの和菓子や洋菓子、お茶などがtentで味わえます

詳しくはcartaのブログのtentカテゴリーにて
http://carta.blog.shinobi.jp/Category/7/
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このリレーエッセイではちょっと別の角度からの話題を。

招待状みたいなフライヤーが北東北中心に配られていますが、ご覧になりましたか?
以下の文章はその招待状にも書いてあるtentのコンセプトの一部です。



旅の途中でテントを設営するように
テントは安全な場所だったり、心と体を休める場所だったり
秘密基地のように大事な場所であったり
またはサーカスのテントのように
そこでしか見られないものや、そこでしか体験できないものがあったり。
自分の(人生の)旅の途中のテントでもあり
岩手に住むいろんな人のテントでもあり
岩手を訪れてくれるいろんな人たちのテントでもあり
いつも大切な場所に行けるためのテント。
そんな場所になったらいいなと思ってtentという名前にしました。


cartaの加賀谷さんとふんわりなやりとりをしながら招待状のデザインを進めました。
その途中、この文章の「安全な場所だったり、心と体を休める場所だったり」
という言葉を目にしたとき、胸がキュンとして、涙が出そうになったのです。

街にはたくさんの要素があります。
刺激的な場所、楽しい場所、面白い場所、素敵な場所、真面目な場所。
もちろんリラックスを目的とした場所もあります。

ただ、心が安全だと思える場所、心と体が休まる場所はなかなかないなぁと思ったのです。

tentは一般的なフリースペースの感覚ではなく、違う考えが底にあるような気がしています。
その考えは、これからのtentの動きに合わせてゆっくりと人の心に伝わり、その中で再び作られ温められるものになります。
tentの存在が盛岡の人はもちろん、盛岡を訪れてくれる人にとって特別な存在になるのではないかなぁと思っています。

加賀谷さんにハードルあげないでと言われそうだけど、言っちゃうよ。
それではまたらいきん。