振り返る

自分が生まれた年代の出来事を最近の事だと思っていたら、全くそんな事はなくて
「懐かしいなぁ」
なんて言われる部類の出来事になる事に最近気が付きました。
例えば私が小学生のとき、パソコンはぜんぜん普及してなくて、むしろワープロ全盛で、
ワープロのプロになる×2、わープロ!」
なんて、どこかのワープロ教室のCMがテレビで流れていたものです。
更に、確か東芝だったと思うのですが、
「3行革命」
というキャッチコピーで、3行づつ刷れる機能を搭載したワープロを発売したのでした。
文章打つならワープロのほうが便利だと思うのですが、時代は流れるものです。

中学生の頃に、windows95が発売になりました。
発売当日は、かなりの人が電器屋の前に行列を作っていたものです。
現在では殆どのパソコンのOSはwindowsシリーズになっていますが、それまではMacだって二割に届かないくらいのシェアを持っていたし、Atariだって確か存在していた。
パソコンと関係ないところで言えば、中学校の近くの商店街は、まだポロポロと店が欠けている程度で、今のように全滅している感じではなかった。
書店もひとつの学区に2店以上はあったし、自転車屋とか蕎麦屋が、どうって事無いところに普通に存在していた。
まだまだ郊外はそれ程広がりを見せず、舗装されず土のままの通学路もあった。
あと、JR職員の子弟がけっこう多くて、クラスメイトの3人に一人はそれに該当したような。
それと忘れちゃいけないのがテレビ。
小学生の頃にはテレビ岩手とIBCしか民放が無くて、笑っていいともは夕方4時からIBCでやっていた。
後にめんこいテレビが開業し、中学生活も最後と言う頃だったかに岩手朝日テレビが開局した。
岩手朝日テレビの伊波伴准アナウンサーは開局当時からのメンバー。もう一人女性で土岐聡子と言う人がいたのだが辞めた様だ。

自分にとってはついこの前の出来事のように感じていても、実は10年以上前の出来事なんてのはざらにあるものだ。
たまには慎重に振り返ってみるのも良いとおもいますので、みなさんもどうぞ。
因みに秋田新幹線の開業だって10年以上前の事。
なんかこれに一番驚いた。