冬は寒いにきまっているのだ。の巻

おばんでした。
ちょっと遅めの更新です。

昨日の夜、お茶碗を洗いながら「これだ!」とひらめいたネタがあったにもかかわらず、いまの今まで思い出せずにいました。


やっと思い出しました。
「寒い」に対する東北の人と北海道の人の違いは何かということをず〜っと考えていたのでした。


(このあとの文章は根拠なしです。研究材料にしたら面白いかもね)


北海道では、「寒いのは『あたりまえ』」だから、家も服も暖房用品も「あたりまえ」に存在する。
煙突も当たり前にあるし、暖房器具のCMも「家中あったか」が宣伝文句。
冬は家をあったかくして「あたりまえ」なのだ。
断熱材の厚みを家の売りにしてたり、二重三重窓、ペアガラスも標準になりつつあるわけです。


しかし、東北では、寒いのは「冬」だから。
その季節をしのげば、春がやってくる。
春がくれば、あったかくなるし。待ち遠しいなあ、春。
というスタンスのような気がするのです。
(東北に限らず、北海道以外はそうだと思うけど、寒さのランクが同じくらいということで、ここでは東北に限定してますよ)


それゆえに、東北では断熱材が入っていない賃貸住宅が存在しているし、煙突もない(たまに見かけることもあるけど)。
賃貸契約のなかには「ファンヒーター以外のストーブは使うな」とか「灯油をつかった暖房機の使用は不可」(ここはエアコンがついていた)なんてものがあった。


5年くらい前の話。
盛岡もマイナス13度くらいまで冷えた日が続いていたとき、キチンと水を落としていたにもかかわらず、給湯器から全くお湯が(お水も)でなくなってしまいました。
原因は、給湯器から伸びる家の壁の内側を通っている管が凍っているとのこと。
電気をかけて解凍ってこともいってみたけど、給湯器が足場をくまないといけない壁についていること、家の壁を通っている管に電気を通して火事が起こる可能性があることで業者に断られてしまいました。

大家さんにかけあっても「今年は例年にない、寒さですしねえ。」というばかり。
(このときは、壁にファンヒーターの温風を2日くらいかけて溶かしましたよ!)


雪が降ったときの道路の除雪も同じように考えてしまいます。
雪がふって当然だから対応策を打っておくのか、
いずれは溶けるとほおっておくのか。


どちらもあり。の考え方だと思います。


寒い冬があるから、春が素敵。
これもありです。


長い冬なんだから、住環境を快適するのは当然。というのもありです。


エコなのかケチなのか。


ちょっとそんな言葉もちらつきます。


長い冬が始まりました。
今年もカイロが手放せません。


あわただしい年末ですが、体調管理は万全に。
せばね。