身体からの情報

大好きな夏、
日中フルに動きまわって
暑さにのまれて夜はバタンキューな生活を送っていたため
しばらくご無沙汰しておりました。

9月にはいって皆様いかがお過ごしですか。


ボルダリングをしてみたり
四十四田ダムからゴムボートで北上川下りしてみたり
そして今日は毎日その姿を見ながら過ごしている
大好きな岩手山に登ってきました。


なんか、ここのところ身体を動かすことに心が動きます。
筋肉痛になると、
あ、これでまた筋肉がふえるかも!とちょっと嬉しい気持がします。
きゃー。若干危ない。



最近。
頭の中で物事をこねくりまわして、知恵熱みたく、
ぐるぐる、かーっとなると浮かぶ言葉があります。


大好きな五十嵐大介の本「魔女」に出てくる一節。
「体験と言葉は同じ量ずつないと、心のバランスがとれないのよ」

きっとそういうことなのかも。

 


頭だけがぱんっとはった自分がいる時に
例えば山に登るとする。

いろんな音やみた事のない色の空に囲まれて
一歩ごとに変わる土の匂いや木肌の香。
こもれびの温みを感じる事。

拍動する心音や筋肉の鈍い痛みなんかで
自分の体がそこにあるのを明確に意識させられる事。
そんなのが面白いのかも。



ぶわーっと身体からの情報がかけめぐって脳がウォッシュさせられる感じ。
すごい素っ頓狂に素敵な現代美術みた瞬間とかもそうなるきがします。
情報量に打ちのめされ、圧倒され気持ちよくなるのです。


というわけで雪が降るまでにまたどこか昇りたいなぁと思う今日でした。
秋の八甲田山は金色の波がうねる草原状態なんですよー。ナウシカみたいな。
紅葉の早池峰もいいなぁ、なんて思いつつ既に筋肉痛!
湿布張ってねます。
ではまたすぐに。