book!book!anywhere(you and i, we wanna go)

6月の仙台は本の月、という仙台へは行けないけれど、
賑わっているであろうbook!book!sendai!を思い浮かべながら、
手元にある本を開いてみました。今晩は吉野弘さん。


”生命はすべて そのなかに欠如を抱き
 それを他者から満たしてもらうのだ”


吉野弘さんの詩、『生命は』の中の言葉。
とても有名な詩だし、知っている方も多いかと思います。
私はこの詩を初めて読んだとき、頭を撫でられているような安心感がありました。
いまだってそうだし、たぶんこれからだってそうだ。


book!book!sendai!ならぬ
book!book!anywhere!を今晩ひっそりやるとしたら
誰かに静かに朗読したい、そんな気持ちです。


初めて読むひとも、何度も読んだひとも、
よかったらどうぞ
『生命は』



せば、このへんで。おやすみなさい。