ふたつのはさみ

おはようございます。ジュンコです。
またしても日付をまたいでしまってごめんなさい


昨日は平日の休日で、ぶらり、街歩き
ギャラリーに行ったり、ワークショップに行ったり
お店をあちらこちらのぞいてみたり


ここでひとつ質問です
みなさんの身近にあるもののなかで
いちばん長く使っているものってなんですか?
私の答えは、はさみです
幼稚園のお道具箱に入っていた黄色い工作ばさみ
かれこれ四半世紀のおつきあいです
(四半世紀という言葉、自分のことを話すのに
 いまはじめてつかいました)
このはさみでたくさんのものを切ってきました
髪の毛だってこのはさみでじょきじょき
でも、このあいだ布を切るときに
ちょっと切りにくいかなぁ、って思ったのです
これからお裁縫がんばろうと考えているので
うーん、どうしようかしら・・・


そうしたら、光原社で昨日みつけてしまいました
紙でも布でもなんでもすいすい切れるはさみ
小さいけれど、手のひらにしっくりくる
新しいのによそよそしい感じがしない
これならすいすい泳ぐように布を断ち
針まですいすい進みそう
魔法のはさみを手に入れたような気分


黄色い工作ばさみへの愛情がなくなったわけではないので
もちろん捨てるなんてことで来ませんから
魔法のはさみは裁縫箱にしまって
半世紀めざして長いおつきあいはまだまだつづく
そのときは魔法のはさみも四半世紀のおつきあい
そのころ私はおばさんとおばあさんの間くらい
ふふ、この文章を書いたこと思い出すかなぁ


今日から新年度ですね
といっても、私の生活はなんにもかわらないのですけれど
世の中が新しくなるのを見ていると
なんとなく、自分も新しくなるような

新しい一年、よい一年になりますように
ではでは、また来水。