無色の混沌

こんにちは。ジュンコです。
一夜明けてしまいました。遅刻してごめんなさい。
仙台は雪です。
昨日の帰り道、沈丁花の香りに、春だなぁって思ったばかりなのに
また冬に逆戻り。
一歩すすんで二歩下がる。パンチのきいた人生です。


私も片付けの話を。
本棚を片付けようとして昔の雑誌を開いたら
処分するかとっておくかの選別をするためのはずが読みふけってしまって
一日が終わってしまう、なんてことがよくあります。
私が学生のころによく読んでいたのは「オリーブ」「ピーウィー」でした。
いつのまにやらすべてどこかにいってしまって
いま手元に残っているのは、小沢健二の連載の最終回1ページのみ。
ずっとずっと昔、オリーブ少女だった私には、ずしーんときて
そのずしーん感だけを、いまでもひりひりと覚えていて
すっかり茶色くなったページをひさしぶりに取り出して読んでみました。
タイトルは「無色の混沌」

人はとにかく分けたがる、白と黒つけたがる。そのほうが楽だから
渾然としたものを受け入れるのは面倒くさい
でもそんなのってくだらない
世界が半分ずつ見えなくなっていくようなこと
それはそれのみとしてある無色の混沌こそが美しくて大きな力

そんなことが書いてありました。
内容そのものよりも、それを読んだころの自分を思い出して
なんだか、居心地の悪いような気恥ずかしさを覚えつつも
ちょっと、考え直してみる。


そんな平日の休日、早くも後半戦に入りました。
あいにくの空模様ですが、みなさん、よい一日を。
ではではまた来水。