おしさしぶり

うちのおじいさん(由治郎さん)は書くときに

「し」と「す」の違いが分からなくなるようで、

私が子どもの頃からしょっちゅう文章の添削をしておりました。

「ここは『す』だよ」と言ってもおじいちゃんの耳には

区別がつかないらしく、結局紙に書いて説明するのです。

まあ、おじいちゃんだしなあ。

それから15年以上たち…

今日の朝食での一場面

私「これ何?」

父「しずこ」

私「しずこじゃなくてすじこでしょ?」

父「うん、しずこ」(←すじこのイントネーションで言っている)

私「だからしずこじゃなくてすじこだってば!!」

何度言ってもお父さんはしずこと言う…

台所でこのやり取りを聞いていたお母さんが爆笑してました。

お父さんも「し」と「す」の区別がつかなくなっちゃったんだなあ

まあもう64歳だし…

それから3時間たち…

お母さんが買い物リストを見せて「これでだいたいいいかな?」

と聞いてきました。

リストのいちばん上には「ろく茶」と書いているように見える…

私「これなんて書いてるの?」

母「緑茶1箱」

私「これ『ろく茶』って書いてるよ」

母「うん、緑茶ね(笑)」(←まだ間違いに気づかず、『緑』を漢字でかかなかったことについて笑っている様子)

私「『りょく』は『り』と小さい『よ』だよ!!」

母「ほんとだ!!」二人して大爆笑。

まあ62歳だしなあ。お母さんの場合は天然か…

実家にいるとおもしろいことが勝手に起きてくれます。

今日の秋田はあっつい。

ビアガーデン日和です。